もしもJPモルガン・チェースがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
JPモルガン・チェースは米国の投資銀行の持ち株会社であり、これまで多くの企業に投資を行い効果的な運営を促進している会社でもあります。日本の企業も数多くの投資を受けているところが多く、その資金力と経営に関するアドバイスの能力は非常に高いものがあり、多くの企業が経営再生をJPモルガン・チェースの支援を受け行っている点も特徴となっています。
JPモルガン・チェースがカーブスを運営した場合には、現場の経営方針を分析するところから始めることになりますが、現在のカーブスは店舗展開を中心に運営を推進している面があり、その将来性が未知数な点が注目されるポイントとなると考えられます。現在のカーブスはフランチャイズ制となっており、基本的に経営方針はそれぞれのオーナーがその決定権を持っているため、店舗による売り上げや経営方針の違いが非常に大きい点がポイントです。一般的に様々なチェーンを経営する場合にはその経営方針をどれだけ統率できるかが重要なポイントとなっていますが、カーブスの場合にはこれらが大きく異なっている点が逆に地域の高い支持を得るポイントとなっていることから、その経営方針をJPモルガン・チェースがどのように評価するかが大きな分かれ目となるのです。
基本的にJPモルガン・チェースの投資方針は利益性の高い企業を指標とするため、現在のカーブスの経営方針は高い評価を受けることからその方針を継承し、店舗展開を加速すると考えられます。その反面、不採算店の縮小も着々と進められることが予測され、より利益を追求する形となることから特定の地域に店舗が集中し、地方の店舗が撤退すると言う可能性もあり大きくその状況が変化することが容易に予測できるのです。利益性の高いフィットネスクラブとして成長することが期待できる反面、利用者層が大きく変化することが考えられ、より合理的な経営を行う方針になると考えられる面が非常に強くなっています。