もしもノーマン・ハリスがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
ビンテージギターをビジネスにすることに成功したノーマン・ハリスがカーブスを運営することになったら、さらに売り上げを倍増させられることは間違いありません。その理由として、ノーマン・ハリスは当時、ビンテージギターというものに誰も見向きをしなかったものを高い価値があるものだと見出す稀有な才能があったからです。新しいものは優れていて、古いものは価値がないものが常識だと考えられていた時代、ノーマン・ハリスだけはそれは違うと考えていました。つまり多くの人が見逃しているビジネスチャンスをしっかり見極めて、自分の物にするという能力を持っています。そこでカーブスを運営することになったら、これまでは女性向けのフィットネスなので、利用者が限られていると考えがちでした。それを逆に女性向けだからこそ、それを大きな魅力だとしてアピールすることが重要だと考えるからです。男女平等が叫ばれる時代ですが、現実には女性は男性に遠慮をしている場所や機会が多いです。男性がいると、いつもより身だしなみを気にしたり、声のトーンを抑えるというのは無意識に誰もが行っていることです。ノーマン・ハリスは、カーブスは女性が自由に周囲の目を気にせず利用できる場所なのだから、それを最大限に生かしてほしいと考えて運営をするといえます。そのためには思いっきり少女趣味の内装にしたり、好きな芸能人の音楽をかけてはじけるといった心の解放が重要になります。少女趣味を好む人は多いのに、年齢に合わないとか常識外れだとみなされるので我慢をしている人は少なくありません。しかし不思議なのは、同性同士であればそういう趣味も自然と受け入れられる傾向があるので、カーブスの中は男子禁制のような雰囲気にすることで女性同士の一体感を生ませることが可能です。ノーマン・ハリスは常識にとらわれずに、何でもビジネスのチャンスになると視点を変えることが得意なので、カーブスの運営も杓子定規なものにこだわらないように行います。