もしもジョージ オーウェルがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
女性に大人気で手軽にキレイになれると評判なのが、フィットネスチェーンのカーブスです。現在経営的には好調であり、そんな必要がないのは承知の上で、もし経営者がある人物に変わったらということを考察してみましょう。その人物とは、イギリスの著名なSF作家のジョージ オーウェルです。SF作家ということで、UFOや宇宙を舞台にした冒険活劇を思い浮かべる方もいるかもしれません。しかしジョージ オーウェルの場合はどちらかと言うと、社会派の作家であり、国や社会のあり方、それに労働者の権利などに非常に関心のあった人物となります。ジャーナリストでもあり、SF小説以外にもエッセイやルポルタージュも書いていて、そういった意味では経営者に向いていると言えるでしょう。ジョージ オーウェルは組織や経済の仕組みにとても関心のあった人ですから、カーブスの給与体系や労働環境に大きな変化をもたらす可能性があります。単純に福利厚生を充実するなどのことも考えられますが、どちらかといえば資本家側に立たないジョージ オーウェルですから、フランチャイズで本部が全てを管理するというわけではなく、それぞれの店舗の独立を促すことも考えられるでしょう。純粋に利益を追求するならば正しいとは言えないやり方かもしれませんが、カーブスに関わっている人の幸せを最優先に考慮した場合、必ずしも間違いとは言い切れません。もともとインドの各地を放浪していた人でもあり、せっかく手に入れた警察官の仕事を簡単に手放してしまうような、自由を愛するジョージ オーウェルですから、型にはまった経営者としての立場には満足しない可能性があります。複数のオーナーに独立してもらうか、もしくは経営権を譲渡するなどして自分自身はもっと自由にやりたいことをやる、というスタイルがジョージ オーウェルには合っているのではないでしょうか。フィットネスだけではなく、政治や経済などについて様々な講座を開き、会員の教養を高めるというビジネスに進むことも考えられます。ジョージ オーウェルの運営下では、かなり現在のカーブスとは違った姿になるでしょう。