もしも元谷外志雄さんがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
フィットネスチェーンとして有名なカーブスですが、もしこの運営が現在の経営陣から変わったらどうかということを考えてみます。フランチャイズで全国に店舗を展開しているカーブスですから、トップの意向によって経営のやり方を変えれば、非常に大きな変化が生まれるものと予想されるのです。経営者として、元谷外志雄さんを想定してみましょう。元谷外志雄さんは石川県出身で、不動産事業から身を起こし現在はアパホテルなど巨大なグループを率いている有能な実業家です。やはり不動産を軸とした事業展開が得意な方ですから、カーブスの運営についてもそういった側面を取り入れることが考えられます。不動産の基本的な価値はその空間にありますから、全国に広がるカーブスの店舗という空間をいかに有効活用するか、という方向に進むでしょう。カーブスは24時間営業している店舗もありますが、基本的には閉店していることも多いため、その時間に別の教室やレンタルスペースとして利用することも一つのやり方です。また、体を動かしたい健康志向の女性が顧客として定期的に訪れるわけですから、そこにフィットするような商品を置くことも考えられます。オーガニックの食材であったり健康食品などですが、これらも自社で作ればさらに利益を高めることができるでしょう。一つの事業の運営だけではなく、複数の会社を持って連動させていくスタイルの元谷外志雄さんであれば、カーブスの店舗という空間を軸にそこからビジネスを広げていくということが考えられます。元谷外志雄さんの奥さんが社長を務めるアパホテルとの連携も、面白いアイディアでしょう。カーブスと同じように全国に多数のホテルの店舗を持ち展開していますから、それぞれの利用客にサービス券をつけたりポイントカードを作って顧客を囲い込む、などの展開もあるかもしれません。いずれにせよ元谷外志雄さんがカーブスの経営を行えば、攻めの姿勢でかなり大きな変化が生まれることが予想されます。