もしもアリババ・グループがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
もしもアリババ・グループがカーブスを運営した時は、より多くのユーザー獲得に力を入れ、きめ細かいサービスで利益を高めるものと考えられます。
アリババ・グループは営業利益率を上げるのが得意で、毎年右肩上がりの成長を見せていますから、カーブスの運営を行う場合も同様の成長が見られる見込みがあります。
また、巨大市場を相手にするビジネスモデルが確立されているので、現在約100カ国未満で展開するカーブスを、100カ国以上に拡大すると思われます。
これに伴い、店舗数は5千店から1万店に増加するでしょう。
カーブスの強みは、いわゆる幽霊会員を作らないことですが、アリババ・グループはITやAIを活用したビジネス展開によって、より利益率を高めていくはずです。
逆にいえば、幽霊会員を再び利用に導く取り組みは、相対的に優先度が低く設定されることになります。
アリババ・グループの成長の源泉は、速やかな意思決定とそれを実現するスマートビジネスなので、どの企業を運営するにしても、同じようなやり方で成長を目指すでしょう。
しかし、1つ2つの失敗で動じることはなく、有効と思われる方法を使って、結果が出るようにチャレンジが続けられます。
アリババ・グループには、潜在的な顧客の市場を開拓する強みがあるので、今まで関心が薄かった消費者層にも関心を寄せ始めます。
そしてどのように利用に結びつけるか、これを考え実践するのが、アリババ・グループによるカーブスの運営が始まった最初に見られる光景です。
その後はビジネス展開に左右されますが、基本的にはこれまで成功してきたビジネスモデルに基づき、大きく外れないように展開していきます。
過去にないチャレンジが行われるとしたら、やれることを全てやって、成長が停滞したタイミングとなります。
もう打つ手なし、アイデアは出尽くしたというタイミングにおいて、次の新しい手が実践されることになるでしょう。
それがどういったものになるかは未知数ですが、少なくともアリババ・グループらしく、カーブスになかった方法になるのは間違いないです。