もしもピータードラッカーがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
もしもピータードラッカーがカーブスを運営したら、イノベーションを起こす可能性があります。ただ、イノベーションを起こすとしても自分が起こす可能性はなく、イノベーションの起こし方を起業家に説明するだけになります。基本的にピータードラッカーは、自分自身でイノベーションを起こしたことはありません。そのため、カーブスが直接イノベーションを起こして進化した会社になるわけではなく、イノベーションのことに詳しい人がカーブスの経営をしていると評判になることは考えられます。
本来、カーブスは健康に関するサービスなどを提供している会社の一つになりますが、その一部では形を変えていきコンサルタント業も兼ねることが予想できます。健康に関するサービスを提供する会社である一方で、コンサルタントも兼ねている会社として、なんら共通点のない二つの分野を抱える異色の存在になりえるわけです。このように、方向を大きく転換してしまったカーブスは、たちまち世界中に広まることになります。実は、ピータードラッカーは企業の中で働いたことはほとんどありません。そのため、働いている社員の立場から物事を考えるのは難しい人です。ですが、経営者の立場としての考え方は非常に優れており、多くの経営者に影響を与えることになるでしょう。カーブスの経営をしながら、一方で社会生態学者としての立場で知名度を高めていくことになります。それと同時に、カーブスの名前も世の中に浸透するきっかけになりえるでしょう。
「これからの世の中は新しい時代に突入していく」が口癖で、次々に新しい考え方を提案していきます。それと同時に、様々な発明をする人としても知られている人物です。カーブスではもともと健康に関するサービスを提供するところですが、サービスの仕方なども次第に形を変えていくでしょう。会社を運営しながら、「この会社の社会的な責任とは一体何か」を真剣に考え、数冊の書物を出すことに成功していきます。