もしも糸井重里さんがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
日本のコピーライターでもあり、エッセイスト、タレント、作詞家などマルチな才能を生かしている人物が糸井重里さんです。これまでに西武百貨店やスタジオジブリなどと言った、まるで伝説にも聞こえるようなキャッチコピーを残してきた糸井重里さんですが、彼には人の心を動かし続ける遊び心があるといえるでしょう。
コピーライターやエッセイストとしての言葉の仕事や、ウェブサイトやテレビゲームなどの企画の仕事、様々なことが糸井重里さんから生み出されて、さらに人々の心を動かし続けてきています。彼の企画の原点は小学校の時にさかのぼります。メモ帳で紙飛行機をったら良く飛んだのを見て、この紙をみんなにあげれば、みんなが紙飛行機を作り、だれが一番飛ぶかどうか遊ぶことができると思い、だれもが参加できる紙飛行機大会をやったのが始まります。一人で飛ばしているだけではだれかが興味を示してくれるかもしれないけれども、ちっとも面白くはありません。それならば自分の紙をあげてしまおうという発想が、大きな原点になっているとも言えるでしょう。本当にいいものを分かち合っていくことは、自分を生かすことでもあるといえます。
糸井重里さんにも駆け出しのころはありました。コピーライティングの修練にもつながったのは、ひたすら考え続けるという姿勢であったと本人が語っています。これまでに豊かな発想で様々な企画を生みだしてきましたが、そこには楽しい馬鹿でいるという哲学があるのです。今はマーケティングが当たり前の時代になり、役立つ、問題解決のために等と考える人が多いでしょう。しかし楽しいことを突き詰めていくことが大切だということです。
このような発想を持つ糸井重里さんがカーブスを運営した場合には、きっと豊かな発想力によって、だれもが思いつかなかったような企画を生み出してくれることでしょう。また宣伝活動においても、楽しいキャッチコピーにより、大きな集客が期待できます。