もしもアガサ・クリスティーがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
アガサ・クリスティーといえば、世界的なミステリーの女王で今もなお多くのファンがいます。エルキュール・ポアロやミス・マープルなど個性的な探偵を生み出し、謎解きをさせてきた作家でありますが、本人も非常にミステリアスな人物です。36歳のときには謎の失踪事件を起こして、世間を驚かせたこともあります。
そんなアガサ・クリスティーが女性だけの30分フィットネス「カーブス」を運営するとすれば、通っている会員のことをじっくりと観察して、なにか問題があればたちどころに解決してくれるでしょう。心の奥底に秘めている悩みも、たちどころに見抜いて手助けをしてくれたら、体の健康だけでなく心の健康も良くなります。発表したそうした評判が広まれば、自分も通いたいという女性が大勢押しかけて、カーブスは大繁盛です。
アガサ・クリスティーのミステリーは、今でこそ王道と呼ばれていますが当時はとても斬新なトリックが使われています。古いものにとらわれることなく、新しいものに挑戦する姿勢でカーブスを運営するのであれば、他のフィットネスとは違った魅力も生み出せるでしょう。
例えば、アガサ・クリスティーはエジプトを好んでおり、実際にエジプト南部にあるアスワンを訪れ名作の「ナイルに死す」を執筆しました。そこでカーブスの教室や運動の内容にエジプトの雰囲気を取り込んで、一風変わったフィットネスにしてしまう可能性もあります。ピラミッドに書かれている壁画を壁紙にしてみたり、古代エジプトの神様の置物に囲まれて体操をすると不思議な力をもらえる気になります。
宣伝に関しては、カーブスを舞台とした作品を何冊か書けば、熱心なファンであれば通ってみたいと思うでしょう。アガサ・クリスティーはあくまでもカーブスを運営しているだけで、指導をするわけではないでしょうがファンであればそれでも関係を持つことができれば満足できます。このように安定した運営ができれば作家以外の収入が多くなり、アガサ・クリスティーは生活に困ることはありません。