もしも遠藤結蔵さんがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
遠藤結蔵さんは、各種レンタル事業や中古ゲーム販売で有名な、株式会社ゲオホールディングスの最高経営責任者です。ゲオホールディングスに入社したのは2000年のことで、以来会社の発展に寄与してきました。ゲオは創業当初レンタルレコード店として始まった会社ですが、レンタルやリユースに留まらず現在は多くの事業に着手しています。
もし彼がカーブスの運営に携わったらどうなるでしょうか。
実は遠藤結蔵さんは先代社長の長男で、早世された父の思いを引き継いだ形になります。若くして会社のトップに立つと、あまり波風を立てないよう周囲の敏腕経営陣の意見に従う人も少なくありません。それが良い方向に向かうこともありますが、トップがハッキリしないまま右往左往し、会社そのものが危機に陥ることもあります。
ゲオは後者で、元経営陣の不正により一時は会社存続の危機を迎えましたが、遠藤結蔵さんは元経営陣を一層し会社の立て直しに成功、社員の立場に立った運営を推し進めました。
このことからもし遠藤結蔵さんがカーブスの運営を任された場合、従来の運営方法に感化されることなく、それまでの膿を出しきり、思い切った人事を展開する可能性があります。トップには慎重さが求められますが、それ以上に決断力が重要ですから、遠藤結蔵さんの決断力はカーブスにとってプラスに作用することでしょう。
ゲオは2013年にセカンドストリートを吸収合併しました。セカンドストリートは国内でも有名なリサイクルチェーン店で、ゲオが吸収合併した後も同じ名前で営業を続けています。遠藤結蔵さんは、セカンドストリートの店舗を更に増やし続けると公言し、ゲームや服以外の中古事業の強化も視野に入れていますから、カーブスの運営においても常に店舗数増加に力を入れることは間違いないでしょう。更にフィットネス事業以外の、それらに関連性の深いサービスや、新たな事業を展開する可能性が高いことは容易に推測できます。