もしもモーツァルトがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトことモーツァルトがカーブスを運営する事になった場合、やはり作曲は欠かせないです。
ウィーン古典派、その代表者の1人であるモーツァルトは晩年手紙で作曲について触れています。
曰く「自分ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いだ人間は1人もおらず、そのために有名な巨匠の作品は全て念入りに研究した。作曲家であることは精力的な思考と何時間にも及ぶ努力を意味する」そうです。この言葉だけで彼がどれほど自分の音楽に誇り、そして生きがいを感じているのか伝わってきます。そのためカーブスを運営する事になったら音楽を取り込むはずです。
同時に運営の支えとなる経営に関しては別な人間を雇用するかもしれません。
それはモーツァルトは品行が悪いうえに浪費癖が凄まじかったからです。彼の性格を伝えるエピソードのなかでも有名な話ですが、特に晩年は収入が減っていたのでお金を求めていた事が確認されています。実際に借金の手紙が残されており、1791年にシュテファン大聖堂の副楽長を任されたものの、給料はなかったそうです。彼の収入に関しては才能を恐れた音楽貴族たちに妨害された説もありますが、いずれにしても金銭的な分野ではモーツァルトに任せるよりも別の人間に任せた方が安心できます。
その分、モーツァルトは現場に赴くかもしれないです。
カーブスの魅力は予約不要で、なおかつ1回30分のメニューであるため、家事の空き時間に立ち寄れる主婦にはうってつけとされています。そんな教室にもしもあの自由奔放で軽やかなメロディが生演奏で流れていたら嬉しい限りです。ファンなら尚更ですが、モーツァルトの自由さを踏まえれば特定の教室でピアノを奏でるよりも各地の教室を転々と回っては小さなコンサートを開催している姿が合っているような気もします。
何にせよモーツァルトがカーブスを運営したら、自分の音楽を奏でるために旅をしそうです。