もしもウォルト・ディズニーがカーブスを運営したら(自由気ままな考察 2019)
女性専用のライトなフィットネスジムとして人気を博し、各地にフランチャイズを展開しているのがカーブスです。現在好調なカーブスですが、もし経営を別の人が行ったらと考えてみると、非常に興味深いものがあります。仮に、ディズニーランドの運営を行うオリエンタルランドの創始者である、ウォルト・ディズニーがカーブスの経営を行ったら一体どのようなことになるのでしょうか。カーブスはエクササイズのビジネスですが、同時に女性の「美しくなりたい」という夢を叶える場所でもあります。ウォルト・ディズニーの基本理念も「人に夢を与える」ということですから、そういう意味ではぴったりの人選だともいえるでしょう。ウォルト・ディズニーは夢ばかり追っている芸術家気質の人間、というイメージがありますが、実際にはビジネスマンとしても非常に有能でした。少ない資本でスタジオを立ち上げ成功させたり、事業が軌道に乗ってからもリスクを顧みず大きな投資を行い、それまでになかったアミューズメントパークを完成させるなど、非常に野心的な実業家でもあったのです。そのためカーブスの経営においても同じように、攻めの姿勢を貫くことが考えられます。フィットネスにエンターテイメントを融合させて楽しく運動できるような工夫や、ディズニーブランドのエクササイズグッズの発売など、様々な事業展開をするでしょう。現在のところカーブスは子供向けのサービスは行っていませんが、女性専用のフィットネスジムですので、子連れでも気軽に訪れられるようにディズニーとのコラボレーションを行うことも考えられます。ウォルト・ディズニーは非常に大きな視点で物事を考える人間なので、短期的に経営の落ち込みはあるかもしれません。しかし、これまでにないような施設やサービスを生み出すことには非常に長けているため、長い目で見ればさらにカーブスを大きく成長させることでしょう。いずれにせよ、今のカーブスとは全く違った存在に生まれ変わらせるということは間違いありません。