三重県桑名郡における不動産売買の現況(2019・令和元年)
三重県桑名郡の地価平均は、1990年代の前半に大きく上昇した後、緩やかに減少傾向となっています。三重県桑名郡の不動産売買では、住宅用地が人気を集めており、とくに駅から近くアクセスの良いエリアの物件が注目を集めている傾向です。三重県桑名郡にある人口およそ6200人の町、木曽根町は愛知県と接する位置に所在しています。このためバスや高速道路を経由し愛知県内の学校や職場に通う人も多くなっています。
三重県桑名郡の不動産売買においては、平成23年半ばころに取引数が減少する傾向にありましたが、その後増加傾向となりました。現況では、土地の需要が高まりつつある傾向だといえるでしょう。住宅用地や一戸建て物件、事務所用地など様々な不動産が取引され、活気のある現況です。取引されている土地の平均面積は、670u程度となっていますが、200uに満たない比較的狭い土地についても、盛んに取引されています。
平均平米単価は1.3万円/uほどとなっており、地域によってかなり差がある状況です。もっとも需要の高いエリアでは、4万円近い平米単価で取引されることもあります。駅に近いエリアほど高単価となる傾向です。
豊かな自然に囲まれた三重県桑名郡は、ゆとりのある暮らしをしたい方に最適なエリアだといえるでしょう。木曽根川を東部にいただく桑名郡では農業が盛んです。水田農業が行われている他、各種ブランド野菜も生産されています。鍋田川堤桜並木など、観光や行楽に最適なスポットも豊富です。桜の季節には木曽岬町桜まつりが開催され、咲き誇る花を楽しむため多くの人がおとずれます。また木曽根川ほとりではキャンプ・バーベキューなどのレジャーを楽しむことも可能です。
三重県桑名郡の地価はおだやかに下降傾向にあるため、土地を売りたいと考えている場合は、早めに準備をした方が良いでしょう。購入を検討している場合は、タイミングを見て取引を行うことが大切です。