福井県の不動産売買の現況(2019)
家の売買を考えるなら誰でもできる価格が高い時期に売却して、価格が低い時に購入したいと考えるはずです。それを実現するためには、その不動産の地域の現況を知る事が最も重要です。
福井県の不動産売買の2019年の現況は、国土交通省の発表した公示地価によると2018年度まで地価の下落が続きました。だけど2018年度には地価の下落は止まり、2019年度には都市部を中心に上昇することが予想されます。地価の下げ止まり以外に、訪日観光客の上昇も地価上昇の原因で、ホテルなどの宿泊施設や観光施設の土地需要が地方でも増えている事があります。また福井県周辺の交通インフラとして、北陸新幹線の開通などが呼び水になって観光需要の増加が予想されます。人気観光地の周辺は地価が上昇が予想される反面、それ以外の地域は地価の下落を止める要因が特に無いため下落しつづけると予想されます。簡単に言えば、地価が上昇している観光需要がある地域の不動産は売り時で、逆にそれ以外の地域の不動産は価格が下落しているので買い時だと言えます。
他に不動産売買を考える上で重要な事に、金融機関の金利があります。何故かと言えば不動産を購入する時には、お金に余裕があれば一切借りる必要が無いけど、殆どの人はお金を借りて不動産を買うからです。現在は政府と日銀によるマイナス金利政策で超低金利が続いてますが、通常は景気が良く成れば金利が上昇します。だけど日銀総裁が当面はマイナス金利政策や量的緩和政策を存続させると発表しているので、暫くは低金利が続くと予想されます。金利が低ければ、不動産ローンの返済する金額も減少して、その分安く購入する事が出来ます。それ以外にも世界経済の動向も不動産市況に影響を与えます。世界経済はグローバルで見ると超大国同士の貿易戦争が勃発したり、ヨーロッパの経済圏も離脱問題や難民問題で失速していて、新興国も成長に陰りが見え始めていて不況が予想されます。