大分県の不動産売買の現況(2019)
九州地方の中でも、比較的歴史の古い場所として大分県があります。宇佐神社をはじめとして、古くからの建物があるだけでなく別府温泉などの観光地としての魅力もあり人気の場所になります。実際大分周辺に住むとすれば、土地の売買の変動が気になるところです。そこで、大分県の不動産売買の現況を見ていくとさまざまのことがわかります。まず、2012年あたりから不動産売買の状況はそれほど変化していません。土地の売買の量もそれほど変わっていないだけでなく、値段も変わっていないのが特徴になります。ちなみに大分県の平均的な一坪あたりの地価ですがおよそ20万円となっているのが特徴です。
この土地の値段は、日本平均と比べると半分程度になりますのでかなり求めやすい金額と言えるでしょう。購入をする立場からすれば、またとない絶好の機会と言えます。これは、大分県全体が市街地よりも農村の地域が多くあまり高い価値がつきにくいのがポイントになります。九州の中でも、福岡県のようにある程度人口が集中している所ならば土地の値段も高く維持することができますが、大分県の場合はそのような傾向はないため特に爆発的に人気が上がることもあまり考えにくいです。
では、一番の中心地の大分市はどうでしょうか。大分市を見ていくと、一坪の平均価格が25万円となっているため大分県全体から比較するとやはり高い傾向が見受けられます。当然その分だけ、土地の取引きも頻繁に行われていることが理解できるでしょう。とはいえ、過去10年ほどは横ばいになっているかやや右下下がりになっている傾向が見受けられます。ですが例外的に、駅前などの一部の地域は土地の値段が上がっている傾向があります。この理由は明確ではないものの、開発が進んでいることなどが考えられます。
今後新幹線などが開通する予定があれば、土地の値段は上昇する可能性も出てきますが現状のところはしばらく横ばいが続くと予想できるでしょう。