北海道の不動産売買の現況(2019)
日本における不動産売買にて好調なのは、東京などの大都市圏であるという認識が広く一般的に周知されておりデータにも反映されているものの、全国的に見ても唯一無二の不動産売買の現況を見せているのが北海道です。
特に北海道にあるニセコエリアは、2018年に公表された公示地価上昇率においてベスト3を独占しているほどの勢いを見せており、今後も尚一層勢いと人気が強くなっていく事は必至です。
北海道のニセコエリアが公示地価上昇率のベスト3を独占している様子と、今後も人気が安定的に継続する理由は外国人の投資家が有する潤沢な資金が投資されているためです。
1つのブランドとして確立したニセコというのは、ニセコ町と倶知安町の2つの町を跨るようにして存在しているエリアの事を指し、人口はおよそ2万人というコンパクトな町です。
人口がおよそ2万人のコンパクトな町に海外の投資家が中心となり潤沢な資金を投資しているのは、世界的な広い視野で見ても稀有な優れたパウダースノーが関係しています。
ニセコが有するパウダースノーの質については地元の方々には古くから高い評価を得ていましたが、2000年から海外のスノーボーダーやスキーヤーから注目を集めるようになり、講じたインバウンド戦略も効果も相まって国際的な認知度をより一層高めて確固たるものになりました。
そのため、2017年に記録された訪日観光客の数はニセコエリアのみで27万人を記録しているほどであり、27万人もの訪日観光客を収容すべくホテルの建設も活発です。
つまり、北海道のニセコエリアで特徴的なのは移住や別荘を目的とした不動産物件の不動産売買の他に、ホテルなどの宿泊施設への投資も非常に活発に行われている様子です。
また、ニセコは自然が豊かな環境であるものの北海道で最大の規模を誇る札幌市との距離がそう遠くないという事もあり一戸建て物件の不動産売買も活発ですし、同様にニセコへのアクセスを思慮して札幌市に拠点を構えるという需要も高いです。