広島県の不動産売買の現況(2019)
広島県の不動産売買の現況は、都市部である広島市が中心となって高価買取が期待できます。それだけでなく、最近は都市化が進んで人口が増え続けている福山市も地価が上昇している傾向にあるのです。そのため、これら2つの地域を保有している場合は売却を検討しても良いでしょう。特に広島市は、原爆資料館や宮島などの世界遺産に登録されている観光地がたくさんあります。外国人観光客も毎年大勢来日しており、周辺の店舗では一定の売上を確保できるでしょう。福山市は岡山県に隣接しており、新幹線も留まるので広島市に続いて観光客が多いです。最近は都市化も進んでおり、一定の需要もあるので地価の下降は考えられないでしょう。ただし、最近では地元のデパート等の規模が縮小しているので、広島市ほど勢いがあるわけではありません。現状の価格が維持できる保証もないので、売却を検討している場合は早めに処分したほうが無難です。それ以外の地域であれば、観光地化がされている尾道市を除いて買い手市場になっています。特に庄原市や府中市などは地価の下降が止まらず、人口の流出も問題視されており、これからも買い手が有利な市場になっていくことが予想されます。築20年程度のマンションであれば、2LDKでも家賃は4万円程度で利用できるようになっており、生活しやすくなっています。府中市の場合は周辺にスーパーなどの商業施設も用意されているので一定の需要もあります。以上の点から広島県の不動産売買の現況は中央である広島市と福山市を除いて下降傾向にあります。外国人観光客によって商業施設は一定の売上を確保していますが、地元の方々の流出は避けられないでしょう。尾道市や広島市の北部、因島などは空き家問題も抱えているので、購入する土地によっては火災や土砂災害などの被害も懸念され、非常に低価格での取引になってしまうこともあります。周辺の状況も考慮して売却したほうが良いです。