岐阜県の通所介護施設の現況(令和元年・2019)
岐阜県では現況では、推計人口が2035年までに、およそ46万人ぐらい減少していくことが予測されています。しかし1947年から1949年までの3年間に誕生した団塊の世代が高齢者になることもあって、今までよりも高齢化が急速に進んでいるのです。2020年に65歳以上の人口がピークを迎え、2030年に75歳以上の人口がピークになることが予測されています。2035年には、およそ3人に1人ぐらいが高齢者になると予想されているのです。
高齢化の進行は岐阜県の全ての地域で継続していて、中でも飛騨圏域の高齢化の進行は深刻なものになっています。これからも高齢者の1人暮らしは増え続けて2010年から2030年までの20年の間に、およそで1.6倍となり高齢者の1人暮らしと高齢者の夫婦だけが暮らす世帯の比率が25.1パーセントに達することが見込まれているのです。
主な居宅サービスを利用する件数を比べてみると訪問介護施設だけではなく通所介護施設や短期入所生活介護、通所リハビリテーション全てにおいて多くなってきているのが現況となります。これから、もっと高齢化が進んでいくことを見据えて、岐阜県は介護保険制度のスムーズに運営していくことをもっと進めていくのです。それだけではなく、介護を必要とする高齢者の人たちが必要な通所介護施設などの施設サービスや在宅サービスを継続的に拡充していきます。そして積極的に大切な課題となっている介護の業種で働く人材を育成して確保していくことに取り組んでいるのです。
介護する必要がある高齢者の人たちは、社会全体でサポートする必要があります。その一方で、たくさんの高齢者の人たちは元気な状態なことから、様々な形で社会に参加していくことによって支えられる立場から支える立場の役目を果たし豊富な知識や経験、技術を活用しながら、活躍し続けることが可能な社会を実現していくことを目指しているのです。これが、岐阜県の2019年の通所介護施設や高齢者の現況になります。