宮城県の通所介護施設の現況(令和元年・2019)
宮城県では、県から許可されている通所介護施設が多数存在しているということが現況です。通所介護施設とは、介護に関する支援を行う専門的な知識を有する相談員が在籍している施設のことを言います。介護に関わるプランを作成したり、他のサービスと連携して連絡などを仲介する役割があります。宮城県から認められている通所介護施設は県の公式ホームページに掲載されているので、そこから確認することが可能です。
通所介護施設の指定申請をしたいという場合には、いくつかの指定された書類を提出することが求められてきます。「指定申請書」は、県からの許可を受けたい事業所や法人などの情報を載せるものです。この書類を提出する際は、必ず法人の代表者の印を押しておくことが必要です。
「登記事項証明書又は条例等」は、申請をする人が法人かどうかを把握する上で重要になってきます。これを提出するにあたって、登記事項証明書も一緒に添えるようにします。登記事項証明書には事業目的を記入する欄が設けられていますが、そこには必ず介護サービス事業であるということを書いておくことが大切です。受付の対象となっているものは原本のみなので、コピーではなく必ず原本を提出するようにします。
「勤務表」も申請するにあたって必要となってくる書類の一つです。管理職も含んだスタッフ全員分のものが求められてきます。4週間分の勤務予定が書かれているものを用意しておきます。
さらに「従業者の資格証の写し」も大事な書類です。勤務表に載っているスタッフにおいて、看護職員や生活相談員などといった資格が必要となっている人の資格証明書の写しを提出することになります。宮城県では通所介護施設における生活相談員に関して、2019年現在必要な条件を和らげています。緩和要件はいくつかありますが看護や介護、相談援助に3年以上の実務経験がある人を生活相談員として勤務させる際は、該当する人物の経歴書を提出することが必要です。