乳腺症におけるカーブスの有効活用について(考察 2019)
女性ホルモンのバランスが崩れることによって発症すると考えられていて、特に中年以降の女性の発症率が高い病気の一つが乳腺症です。乳腺症を発症してしまった場合、ホルモンの分泌を抑える薬を投与したり、化学療法を用いたりして経過を観察しつつ治療を行っていくこととなるのですが、症状が改善されない場合には乳腺外科でリンパ腫用を切除する手術を行うこととなります。手術によって乳房や悪性リンパ腫などを切除した場合、運動機能が低下するため一定期間が経過して体力がある程度回復した後には専門のリハビリテーションを行なっていくこととなるのですが、そんな場合に有効利用をおすすめしたいのが女性のみが入会できる健康体操教室であるカーブスです。
カーブスは一般的なフィットネスクラブとは趣旨が大きく異なり、医療機関や研究機関等を連携をして利用者一人ひとりに合わせた無理のない体操メニューやリハビリメニューを作成しているため、運動や体力に自信がない人でも無理なく体力や運動機能を回復させることができます。カーブスの乳腺外科分野では岡山大学病院と連携をしていて、乳腺症の初期治療を受けた後の患者さんや、術後のリハビリテーションに臨もうと考えている患者さんが安全で効果的に運動できるかどうかを検証しながらメニューの作成や実際のリハビリテーションの補助を行っています。利用者は女性のみですし、コートやスタッフも全て女性なので、乳腺症というデリケートな病気の治療やリハビリを行なっている人でも無理なく通い続けることができますし、体を動かす前や体を動かしている最中にも定期的に心拍数などのチェックが行われているため、自分自身では気が付きにくい身体の違和感が生じた場合でもスタッフがすぐに気付ける環境が整っているのです。
当然ながら医療機関との連携も行なっていて、自分が治療を受けている医療機関からカーブスに対して身体を動かす上での注意事項の伝達もあるので、安心して運動ができます。