骨粗しょう症におけるカーブスの有効活用について(考察 2019)
骨粗しょう症は骨の密度が下がってしまう症状で、特に高齢の女性に起こりがちです。密度が低い骨は中が空洞のような状態になっていて、少しの衝撃でも折れやすくなってしまいます。特に下半身を骨折してしまうと、歩行に支障を来たして全体の筋力が低下し、最終的には歩くことが困難になってしまう怖れもあります。
そんな骨粗しょう症を改善するためには、適度な運動が有効的です。骨は刺激が与えられることで細胞が活性化して、密度が高くなる性質があります。その点でカーブスのプログラムが有効利用できます。
カーブスは有酸素運動と筋力運動を組み合わせているのが特徴で、ただのウォーキングよりも身体への大きな影響が期待できます。筋力を上げるためには、ある程度の強い負荷が必要です。そのため筋力と共に骨にも運動としての負荷がかかり、刺激となって骨粗しょう症予防や改善に繋げられます。
負荷が大きいと、自分には無理だと思う人もいるかもしれません。しかしカーブスには年配の女性も大勢利用していて、最も多い層は60代です。平均年齢は50歳を上回っています。そのため何歳の人でも手軽に始められる環境が整っています。そして目的は美しく健康的であることなので、身体に無理がかかるようなことにはなりません。
自分のペースで運動を続けられるのもカーブスの特徴で、1回が30分なので日常生活への圧迫も少なく済みます。そしてインストラクターが個人に最適なメニューを提案してくれます。骨粗しょう症対策に有効利用したいということを伝えると、サポートしてくれるでしょう。
ただカーブスを利用するだけでは、骨粗しょう症を改善することは難しいです。骨の元となる栄養をしっかりと摂取するように心掛ける必要があります。基本となるのはカルシウムで、吸収率を高めてくれるビタミンDと一緒に摂取することが望ましいです。そして実際に、カーブスを有効利用しながら日常生活に注意して、改善できた例はあります。