糖尿病におけるカーブスの有効活用について(考察 2019)
糖尿病を良くするためには、運動療法が魅力的です。運動療法は、食事制限と同じく糖尿病治療の中でも基本となるものです。運動療法がなぜいいのかと言えば、糖尿病の原因を知ることで理解できるでしょう。後天的な病気と言われている2型糖尿病のおもな原因は、主に食べ過ぎや運動不足によるものだからです。運動によりエネルギーを使用することで、太り過ぎをストップします。さらに体作りを日常的にチャレンジしていると筋肉の活動量が増加することで、インスリンの働きも改善します。インスリンが増加をすることにより、血糖値が下がる傾向にあるわけです。
ちなみに糖尿病にも2種類ありますが、そのうち1型糖尿病と呼ばれるものは、インスリンを生み出す細胞がおかしくなってしまっているため、運動によるインスリンの作用は望めません。しかしながら、運動をすることで筋力を高めることや気分転換にも役立ちます。
カーブスを利用する場合には、室内で1日中運動をすることもできます。例えば、休みの日ならば午前中から十分な運動をすることが可能になります。仕事がある日は、夕方以降でも利用できる点が大きな魅力の一つと言えるでしょう。このように、カーブスを有効利用することで、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促進されて血糖値が下がる効果も期待できます。
カーブスでは、激しい筋力トレーニングなどもできますが、マシンを利用すれば自転車をこぐのと同じように緩やかな運動をすることも可能です。基本的に、糖尿病患者の場合には激しい筋力トレーニングをする必要はありません。どちらかと言えば、ウオーキングやバイクなどのように少しずつカロリーを減らしていく運動の方が好ましいといえるでしょう。激しい運動を避けた方がいいのは、関節や筋肉に負担がかかり、痛みが伴う可能性があるからです。
カーブスのもう一つの魅力は、インストラクターに対して気軽に相談できる点です。どのような目的で運動をしたいかを告げれば、簡単な運動メニューなども紹介してくれるでしょう。