肝硬変におけるカーブスの有効活用について(考察 2019)
全国チェーンのフィットネスジムカーブスは、病気と介護の不安のない社会をつくることを目標にしています。そして医療機関と連携を行って、病気の治療を運動面を中心にサポートしてます。肝硬変は、肝臓にウイルスが感染したり、多量の暴飲暴食や自己免疫などで、肝臓が硬くなって行く病気です。肝硬変におけるカーブスの有効利用法は、進行させないために生活面の指導を行う事にあります。食生活の欧米化で、肥満が原因の肝硬変患者が増加していて、そのままの食生活を続けると肝がんを発症するリスクが上がります。また肝硬変の合併症で怖いのが糖尿病ですが、糖尿病の程度によっては食事療法が必要になります。また肝硬変が悪化して、黄疸や腹水や肝性脳症が出た場合には、刺身などの生魚を食べると感染症を起こすリスクが増します。こういった食生活の指導面で、カーブスを有効利用できます。肝硬変の原因の一つが暴飲暴食などによる脂肪肝なので、運動で肥満にならないようにすれば予防する事が可能です。但し悪化して黄疸や腹水や肝性脳症が出てしまっている場合には、疲れない程度の適度な運動が有効になります。どのぐらいの運動をして良いのかも、高齢の肝硬変の患者が増えているので、肝機能や体力に応じて主治医の判断を仰ぐ必要があります。医療機関とカーブスが連携して、情報を共有する事で、個々の患者に適した運動指導を行う事が出来ます。肝硬変になると、規則正しい睡眠がとれなくなる場合があります。その原因は眠りを調整するホルモンと食欲を調整するホルモンが日内変動で乱れるからです。それに加えて、皮膚のかゆみや病気に対する不安も睡眠障害の原因になります。カーブスでは、規則正しい生活の指導で、夜間の不眠の原因になる1時間を超える長時間昼寝をしないようにアドバイスしてます。またどうしても夜間に睡眠がとれない患者に対しては、医療機関と相談して入眠導入剤や睡眠薬を用いて不眠が連続しないように対処しています。