もしも八村塁さんが不動産事業を営んだら(2019年)
八村塁産と言えば、日本人バスケットボール選手としては異例のNBAドラフトで1巡目に指名を受け2019年6月には日本人では初のエアジョーダンと契約したことで話題になりました。ベナン人の父親と日本人の母親のハーフとして生まれた彼の体格は、身長は2mを超え体重も100kgオーバーと恵まれたポテンシャルを遺憾なく発揮し、パワーフォワードと言ったハードなポジションを得意にしています。高校時代までは日本で過ごしましたが、大学ではアメリカ留学し本格的にバスケットボール選手としての経歴を重ね、その期間の活躍が評価を受けて見事NBAデビューを果たしたと言うわけです。
体格的に恵まれていたとは言え、日本人が世界最高ランクのバスケットボールの世界で、プロデビューしたと言うのは一方ならぬ努力と才能が結集してこそ可能でした。
ところで不動産事業を営むというのは、成功すれば大きな利益をあげる機会が転がっている一方で失敗すればいともたやすく倒産の憂き目にあうことも珍しくありません。だからと言って運に左右されるだけのギャンブルで勝負できる世界でもなく、土地や不動産などの売買のタイミングを逸しないことで確実な収益につなげることが叶います。
八村塁さんがアメリカで評価を得て、プロのアスリートとしてキャリアを重ねている姿は成功している不動産事業者に類似している部分があります。失敗を恐れていては手をこまねくばかりですが、だからといってむやみに物件探しに血眼になっても失敗するリスクも高いのは確かです。八村塁さんは圧倒的に日本人では不利と予想されていたNBAで指名を受け、実績も残すことで評価を積み重ねています。このような経験とスキルは不動産事業を営む上でもプラス要因に作用するのは確かです。今後の不動産事業においては外国人相手の取引が増加することが想定されています。ドライで結果が重視される国際的な不動産の取引の現場にあっても八村塁産なら、怖気づくことなくタフな交渉も乗り切り高いリターンを手にすることも夢物語ではないと言えます。