もしも望月卓氏が不動産業を営んだら・・・
望月卓氏といえば、2009年の「仮面ライダーW」で特撮作品に関わり、2013年の「非公認戦隊アキバレンジャー」ではプロデューサーを務めた方として知られています。そんな彼がもしも不動産業を経営したら、どんな物件をプロデュースしてくれるのか、大胆予測してみます。
やはり、特撮作品を手掛けた方ならではのビジュアル面で画期的な物件を、企画の段階から参加して作り上げてくれるのではないでしょうか。例えば、最近注目されている「プロジェクションマッピング」を使ったデザインです。プロジェクションマッピングというのは、「実物」と「映像」を融合させる映像技術で、その両者が重なり合った独特の美しさや幻想的世界観は、そこにいる者を非現実的なトリップ状態へと導いてくれます。また、映像やCGをただ平面に映し出すだけではなく、家具や建物などの立体物に投影することが出来るため、これから世界中で様々な活用がされるものと見込まれています。実際に某住宅メーカーでは、マンションの通路にこのプロジェクションマッピングを導入しています。人がいない時は何もない静かな空間が、エントランスで人の動きを感知したとたんに、映像と音楽が融合された芸術的空間が動きはじめます。
このように夢のある空間芸術が施された住居なら、住みたい方が増えるのではないでしょうか。人気上昇中の理由にも、単に奇をてらったというものではなく、人に夢を与え楽しいものだからという点が挙げられます。だからこそ、望月卓氏のような特撮に携わった経験のある方が企画に参画すれば、より素晴らしい物件がプロデュースされると予想されます。人まねではなく、独自の創造性を生かした大胆なデザインも期待できるのではないでしょうか。プロジェクションマッピングは、入居する側だけではなく、制作する者のクリエイティブ意識を刺激するものであることは間違いありません。望月卓氏が不動産業を経営したら、素晴らしい物件の企画・デザインをして仲介してくれる注目の不動産屋として人気を博すでしょう。