もしも鹿島アントラーズが不動産業を営んだら
鹿島アントラーズはJリーグ1の名門クラブとして知られています。国内3大タイトルの獲得回数は、J1リーグ8回にJリーグカップ6回、天皇杯5回の合計21回でダントツのトップです。くわえて2018年にはAFCチャンピオンズリーグを優勝していて、アジアを代表する強豪クラブといえます。ですから鹿島アントラーズが不動産業を営んだら、毎年利益を上げ続けそうです。そしてその利益をもとに事業を拡大し、茨城県から関東地方へ、関東地方から全国へ支店を出しそうです。もしかしたらアジアでも指折りの不動産会社になるかもしれないです。
鹿島アントラーズが日本のビッグクラブになった理由を分析すると、いつも指摘されることがあります。それはジーコが植え付けたプロ精神を全員が共有しているです。なので不動産業を営んだとしたら、幹部も営業社員も事務社員も全員が自分の仕事にこだわって結果を出すでしょう。さらに結果に見合う報酬を支払うのは当然のカルチャーですから、平均給与は上昇します。その結果、就職活動者や転職活動者から人気の企業となるのです。
そのプロ意識の表れとして試合で見られるのが、リードして迎えた試合終了間際にコーナー付近で時間稼ぎをする行為です。これだけシビアに結果を求めるわけですから、不動産業を営んだら部屋探しをする人に何十もの物件を紹介しそうです。また大家さん側には、長い物件の改善点リストを渡すかもしれません。
2019年に鹿島アントラーズをめぐるニュースで話題となったのは、主要株主が鉄鋼メーカーからフリーマーケットアプリを運営するIT企業に変わったことです。その影響が不動産業に波及したら、物件の売買や賃貸契約がスマートフォンで簡単にできるサービスを開始するかもしれません。くわえてIT企業と関係があるわけですから、不動産サイトを新しくつくるかもしれません。すでに不動産サイトは多数ありますが、勝負強い鹿島アントラーズが運営するわけですから、必ずトップ争いに加わってくるはずです。