もしもどぶろっくさんが不動産事業を営んだら(2019年)
お笑いコンビ「どぶろっく」として活動している森慎太郎さんと江口直人さんは、保育園から大学まで全て同じ学校という幼馴染でした。日頃から、事務所や稽古場でも二人でとことん話し合う時間をきちんと持っていることが長年のコンビ円満に繋がっているといわれています。
一度お笑いに限界を感じたことから、2006年に一度解散しているのですが、お互いに自分自身を見つめる時間を設けたことにより、再度お笑いに二人で挑戦しようと翌年に再度結成した歴史があります。この二人のコンビが長く続いている理由の一つに、コントのネタにはお互い言い合いや細かな注文をしつつも、得意の歌ネタにはぶつかり合いはなく、相手の事を信頼して受け入れるといった相性の良さも特徴です。
こんなどぶろっくが不動産業を営む場合、不動産仲介業や不動産売買業の分野で活躍出来ると考えられます。まず不動産仲介業は扱う不動産の権利関係をよく調べた上で、売主や買主にスムーズに取り引きを仲介することが重要になりますが、仲介で一番重要となるのが利用者の要望をきちんと聞いた上で、発生する不満や不都合を一つ一つ知識と経験で解決していく手腕が重要になります。これはどぶろっくの二人が普段のコントのネタ出しで、お互いの考えをぶつけ合い最終的にどうすべきか、どうすれば一番最善かをすり合わせて一番良いネタを作り出すのと同じことです。
不動産取引は高額な取り引きを行うため、失敗をすることは許されません。人間性や人柄、経済状況をよく理解した上で売主と買主のどちらにも良い結果になるように仲介する信頼と実績を求められる仕事内容は、コントを実際に見るお客様が求めるニーズをきちんと理解して、ネタを提供出来るかということと同じため、不動産事業においても非常に良い仲介業を行えると考えられます。
同じように売買業も売地と値段の情報収集や、競争力やお客様に求められている不動産なのか情報収集が必要になります。世間の流行りやニーズを理解する必要があるお笑いにつながる経験でもあるので、情報収集から取引相手の人間性の見極め、実際に契約に繋げるまでをスムーズに行えるでしょう。