もしも桜井誠さんが不動産事業を営んだら(2019年)
桜井誠さんと言えば、政治関連のトピックで韓国に厳しい主張を展開することで知名度が有り刺激的な言説はしばしば物議をかもします。出身は福岡県北九州市で高校卒業後に上京し就職した頃から、政治に関心を抱きインターネット空間だけでなく街頭での活動を通じて、主に韓国に関連する批判的言論を幅広く展開し注目を集めることになります。現在の活動の場は動画系SNSでの配信と、サスペンダーと眼鏡のいで立ちで展開する街頭宣伝にあるようです。
一見すると不動産事業を営むことと、桜井誠さんには全く関係がないようにも思えるかもしれません。しかしながら現在では日本各地で外国人による土地を購入する動きが活発化しつつあり、問題視されるようになっています。たとえば北海道のニセコなどの世界的に知名度の高い観光地では、外国資本による土地買収が活発になっているのです。また韓国と海を挟んで隣り合う対馬では韓国資本の土地を買いあさる動向等も指摘されています。
このような動向は一部に限定されたものではなく、主に水源地などを目当てに外国人が二束三文の山林などを買いあさる行動が目立つようになりました。当局もこのような外国資本による土地買収を問題視しており、一定面積以上の山林などの外国人による購入については届出等を義務付ける法律改正などを行っていますが、趨勢に変わりはありません。
桜井誠さんは韓国の政治動向などに注目した活動が中心ですが、日本人の権利利益の保護と言う観点で不動産事業も展開する可能性が高いと言えます。外国資本が介入を強めるのは主に、人口減少と後継者不足に直面している地方なのはたしかです。これまでの外国人の土地取引に微温的な対応にも批判的意見をもつであろう、桜井誠さんが不動産事業を営む場合には地方が抱える問題点の解決に資するような、新たな不動産事業のビジョンを提示し事業化してくれるかもしれません。厳しい批判にさらされながらも、政治的主張を変えることの無かった桜井誠さんなら、新たな分野での事業開拓にも期待が集まります。