埼玉県のカーブスの現況(令和元年・2019)
女性専用のフィットネスクラブとして、全国にチェーン展開をし、今や最大手になりつつあるのがカーブスです。充実したメニューや様々な講座などがあるため、特に時間に余裕のある高齢の女性に人気となっています。そんなカーブスは、埼玉県においても非常に店舗数を伸ばしており、まだまだこれからも成長の余地があるものと見られているのです。そもそも、埼玉県自体が人口が減少する日本において住民の数を増やしている、数少ない県となっています。東京都に近いということももちろんありますが、農業や文化、それに数々の企業があることでも知られ、とても魅力的な居住地であるということが影響しているのでしょう。当然、人口が多ければ、カーブスの顧客となりうる女性の数も多いため、東京や神奈川に次ぐ店舗数を誇っています。またどちらかといえば顧客は年配の女性が多いため、地方のように車ではなく、電車など公共交通機関に頼る利用者が多いのが特徴です。そのため、東京や埼玉など鉄道網が発達しているところでは、駅近に店舗を構えることで大きく会員数を伸ばすことができます。出店する側としても、広い敷地を必要とする駐車場が不要だというのは、大きなメリットなのです。地方では広大な駐車場を併設していなければ、なかなかお客さんは集まりません。もちろん土地の賃料は首都圏に比べれば安くなりますが、駐車スペースの維持管理に人件費もかかってしまうため、やはり手頃なスペースで多くのお客さんを集めやすい埼玉県は、フィットネスクラブを運営する上で非常に有利なスポットだといえます。30年間続いた平成の時代が終わり、令和に改元された現在でも、この現況は変わっておらず、今後益々埼玉県のカーブスはその店舗数を伸ばしていくのと考えられるでしょう。高齢化が進み、また健康志向がさらに強くなることが予想されますので、手軽に運動をして体を絞ることができるカーブスのようなクラブの需要は今後ますます高くなっていくのです。