カナダのコインランドリー事情(2019)
日本の場合には、基本的に一度着た洋服は洗濯することが通常です。しかしカナダの場合には、日本とは事情が異なり、留学や長期旅行などで訪れるには十分な注意が必要です。
まず最初にカナダの洗濯事情としては、通常の家庭でも三日おき、長い所であれば1週間おきぐらいの頻度となっています。日本の場合には天気が良ければ外に干して自然乾燥が通常となっていることでしょう。しかしカナダは乾燥機を使うのが通常です。カナダの場合には、特にバンクーバーなどの都市部では、条例によって洗濯物を外に干してはならないというルールが定められています。このことから外で干す習慣はあまりありません。条例の理由としては、景観を守るためであり、そのほかにも有名都市の場合には、海外では通常なことでもあります。このことからカナダの洗濯事情としては、ほぼ100%乾燥機を持っていることになります。毎日洗濯するとなると、乾燥まですべてを入れると2時間程度の時間を取られてしまうになり、さらには電気代もかなりかかるでしょう。このようなことから、洗濯頻度が低めにされていることがわかります。
またカナダではコインランドリーが一般的なものとして使われています。日本にもコインランドリーあるものの、自家用の洗濯機を使う人がほとんどでしょう。カナダの場合には自家用洗濯機をもっている人が日本ほど多くなく、特にアパート暮らしのほとんどが、建物の中にあるコインランドリーを使います。もちろんコインランドリーは有料で、利用するたびにお金を支払うことになります。一般的な使い方は、洗濯に衣服を入れて蓋をしめます。その後液体洗剤の注ぎこみ口があるので、洗剤を投入しましょう。水に溶けるカプセル洗剤の場合には、衣服を入れる際に入れて、柔軟剤は専用の注ぎ込み口に入れます。水の温度や急速選択、強弱などの設定をしたら、硬貨やカードを入れてスイッチを押します。時間がたったら中から衣服を取り出して乾燥機の方へ移ります。日本とはやや使い方が異なるので、最初はわからないかもしれませんが、しっかりと確認してから使うようにしましょう。