アイルランドのコインランドリー事情(2019)
日本のコインランドリーは、基本的にシステムが同じものである程度統一されているのが特徴ですが、アイルランドの2019年のコインランドリーは日本とは異なるタイプがあるようです。日本では無人店がほとんどで、セルフサービスでコインを投入して利用するというのが一般的です。一方のアイルランドでは違うシステムが確認されており、まずアイルランドのコインランドリーは、店内にスタッフが常駐している事が多い事が挙げられます。
まず見られるのが洗濯物を機器に入れた後に、スタッフに声をかけると認証のトークンを販売してくれ、それを洗濯機に入れると使用可能となるというシステムがあります。直接コインを入れるのではなく、スタッフから券を購入するようなイメージでしょうか。
そして他にはカウンターで洗濯物の重さを量ってから、重さに応じて料金が決定するというシステムもあります。後はセルフで洗濯機に入れるという事は同様ですが、終了後に取りに行くと洗濯物をたたんでくれている事もあるようです。
またアイルランドのコインランドリーでは、特殊な脱水機となるスピナーという機器を使用する店舗もあります。普通に洗濯機で洗濯した後にスピナーで脱水をするのですが、衣類のバランスによっては危険な事があるので、スタッフが操作する事になっています。洗濯機でも脱水は行われるのですが、このスピナーにかける事でしっかりと水分をなくせる事が特徴です。このようにそれぞれの店舗で色々なシステムがありますが、スタッフが常駐している理由も納得できる部分です。もちろん日本のような無人店舗もあるようですが、まだ主流とはなっていないのが現状となっています。
こういった店がアイルランドのコインランドリー事情となっていますが、どの店舗も利用者が頻繁に訪れているようです。これは様々な推測ができますが、アイルランドは晴天の日が少なく、年間を通して曇りの日が多いという事も理由の1つではないでしょうか。