もしもドイツ政府がコインランドリーを運営したら(2020 令和2年)
ドイツは世界トップクラスの工業大国です。なのでドイツ政府がコインランドリーを運営したら、自国産の電気製品であふれかえることは間違いありません。実際のところドイツ政府の公用車や警察車両は、メルセデス・ベンツのものが多いです。もちろん白バイはBMWです。
洗濯機と乾燥機はミーレとボッシュ、シーメンスのものが採用されるのではないでしょうか。ミーレは1899年創業のメーカーで、キッチン関連や掃除機にも強いです。20年の使用を前提とした試験を行うことでも有名です。耐久性の高い洗濯機と乾燥機だから、修理の少ないコインランドリーになるかもしれません。ボッシュはシュトゥットガルトで創業したメーカーで、日本では電動工具や自動車部品の分野で知名度が高いです。衣服の汚れによって洗い方を変える洗濯機を販売しているので、洗浄能力が評判を呼ぶことになりそうです。シーメンスは上記2社よりも半世紀ほど前に創業しました。通信分野にも強いのでこの会社の洗濯機と乾燥機を導入したら、洗濯の完了をスマートフォンに通知する機能が付くかもしれません。
コインランドリーといえば、ガラス張りで明るいイメージがあります。ドイツ政府が運営したら、ガラス窓の掃除が得意なケルヒャー製品を採用して、清潔感のある店内を保つでしょう。ケルヒャーは高圧洗浄機で有名になり、日本でもトップブランドとして認知されています。スチームを使って汚れを落とす製品もあり、熟練者でなくてもさまざまなところをキレイにできるのが魅力です。
ドイツは衛生に気を使う国民性ですから、コインランドリーを運営したら空気清浄機を設置するでしょう。ドイツのメーカーではヴェンタが有名で、ヨーロッパで一番のシェアを誇っています。衣類を扱ってホコリが舞いやすいコインランドリーだから、高性能な製品の効果が実感できる環境になるはずです。
ヨーロッパ諸国の中でドイツは、キャッシュレス化があまり進んでいない国です。現在キャッシュレス化を進めているから、ドイツ政府が運営するコインランドリーではキャッシュレス決済が可能になるでしょう。