もしもトム・ハンクスが木材市場を運営したら・・・
もしもトム・ハンクスが木材市場を運営したら、市場を活気で満たすという事も出来るかもしれませんが、逆に失敗して不況にしてしまう事もあり得そうです。両極端で成功か失敗かという事になりそうで怖いという事も言えるのかもしれません。まず成功するという理由としては、既に様々な事で成功しているということが実績としてあるからです。俳優としても、映画監督しても、テレビのプロデューサーとしても活躍をしていますから、誰が見ても才能という点でこれを疑問視することは無いでしょう。問題はこの成功を木材市場でも成し遂げることが出来るのかという事になります。
分野が全く違うという事もありますが、一番の問題点は同氏が既に大成功をしてしまっている事という事になるでしょう。既に成功をしている人はそれが極めて強い固定概念となり、その思考が正しいという考え方になってしまいます。一方で市場というのは全く次元の違うもので動いていますから、まず同氏の理想の動きなどすることはありません。すると、此処でどのように考えるのかという事が浮かび上がってきます。自分のこれまでの体験とは全く違うので、ゼロベースで一から考え直すことが出来る人かどうかという事になるわけです。ここで自分の過去の成功体験に酔ってしまう人は、必ず上から目線でこのようにすれば絶対に上手くいくといって、強硬手段に出る事になります。一方でゼロベースで考える事が出来れば、まずは市場の求めているものを調査するという事からするでしょう。当然これらの結果は全く違ったものとなって出てくる事になります。市場と常に会話をしようしている方はどんどんと良くなっていくという事になりますが、強硬手段に出た方はあっという間に市場が縮小していく事になります。何しろ自分達の意見が通らないという事が分かったわけですから、そのようなところを使用する事はありません。このような事が理解出来るのかどうかが問われる事になりそうです。