イギリスのコインランドリー事情(2019)
イギリスはコインランドリーの発祥地です。
1930年代にロンドン市内のアパートの地下に置かれると話題になり、イギリス全土に広がります。
現在のコインランドリー事情は、クレジットカードなどコイン以外の支払い方法も登場しています。
コインランドリーはイギリス中にありますが、特にロンドンが多いです。
イギリスの一般的なコインランドリーは、洗濯機と乾燥機が分かれています。
洗濯機は種類が複数あり、衣類の量によってサイズを選択します。
洗濯に使う洗剤は、事前に用意しておきます。
洗剤販売機がある店なら、その場で購入することができます。
マシンに洗濯物と洗剤を入れてコースを選択し、コインと入れると洗濯が始まります。
日本のコインランドリーと乾燥までのシステムはほとんど同じです。
洗い方を細かく指定することができるため、きれいに洗うことができます。
洗う水の温度も変えることができ、衣類の種類によって温度を選びます。
一般的なコインランドリーは、低温から高温までの3つの温度から適切な温度を選ぶことになります。
高温にすると汚れがよく落ちるものの生地が傷みやすいため、洗う衣類により温度を使い分けます。
洗濯機には衣類用洗剤を入れる投入口以外に、柔軟剤を入れる投入口と予備洗い用の洗剤を入れる投入口があります。
洗濯が始まると、適切なタイミングで洗剤が投入されます。
コインを入れて洗濯がスタートすると、後は待つだけです。
残り時間が表示されるので、どのくらいで洗いあがるかがわかります。
乾燥機も洗濯機と同じで、コインを投入すると乾燥が始まります。
乾燥時間によって料金が異なります。
イギリスのコインランドリーは洗い上がりも乾燥もスピーディーです。
料金は日本と同じか少し高めですが、ホテルのランドリーサービスを利用するよりも安いので多くの旅行者が利用しています。
店の中には使い方の案内があるので、初めて使う人でもスムーズに使うことができます。