グアムの木材市場の現況(2018)

グアムはアメリカ合衆国の準州で、アメリカ合衆国の大統領が国家元首になります。
観光地として有名で、日本からも毎年多くの観光客が訪れます。
観光はグアムの重要な産業のひとつですが、アメリカ本土よりも日本や韓国などアジアからの観光客が多いです。
グアムはヤシ科樹木をはじめ逞しい木々が豊かに育つ場所でもあり、建築に使われる材料に向く材木の生息地もかなりの面積を占めています。
木材市場の現況もよい状態を維持しています。
グアムを代表するIfitはグアム原生の木で、世界一硬く成長が遅いことで知られます。
重い木ですが研磨するマシンで磨きあげると美しい光沢が出ます。
昔からある古い建物の中にはIfitで作った建物もあります。
彫刻家や工芸家にも人気があり、彫像やテーブルなどに加工して販売されています。
Ifitは水に沈む木で戦前は高級な建材として使われていましたが、現在は生きたIfitの木を伐採することは禁止されています。
熱帯林にはマツ類やその他の針葉樹、広葉樹が分布して美しい緑の世界が広がります。
グアムには1901年に建てられたスペイン統治時代の建造物がありますが、柱と床版はIfitでできています。
古代の原住民がいた原生林にはグアム原産のハイビスカスもあります。
観光客の中には国際空港でレンタルカーを借りて島巡りをする人もいます。
気候が温暖であまり混雑しないので、景色を眺めながらのんびりとドライブができます。
12月でも海岸沿いには花が咲いています。
2号線の脇にはマゼランの上陸記念碑があります。
島の最北端は米軍が管理している区域です。
国立野生動物保護区に指定されたエリアがあり、海岸沿いに原生林が広がっています。
原生林の中には舗装されていない道路があり、駐車場もあります。
海岸の砂はきめが細かく透き通った青色の海水と美しい調和を見せています。
熱帯の山を走りグアムの自然を満喫できるツアーも好評で、原生林の中に入ると滝を見ることもできます。
緑が鮮やかなジャングルにはオアシスもあります。
美しい樹木や植物を見ながら手付かずの自然を楽しめます。

 

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