グレナダの木材市場の現況(2018)

グレナダはカリブ海にある立憲君主制国家です。
18世紀の後半にイギリスの植民地になり、1974年に独立しています。
イギリス連邦王国の一国でナツメグやシナモン、バナナなどの農産品でも有名です。
グレナダの主な産業は観光で、美しいカリブ海のビーチには世界中から観光客が訪れます。
珍しい海底美術館があり、ダイビングをしないと見ることができないのでテレビなど様々なメディアで紹介されています。
グレナダの観光業は好調で農業や林業も順調に発展しています。
木材市場の現況もまずまずです。
グレナダには広大な自然を満喫できる国立公園があり、絶景スポットも多いです。
手付かずの自然が残る公園には、世界中から研究者が訪れています。
国で最も高い山も国立公園内にあり、山頂まで行くと街とカリブ海を一望できます。
グレナダの経済は観光業に大きく依存し、1984年に国際空港が完成してからは観光業がグレナダの重要な収入源として大きな位置を占めています。
島内交通の中心は道路で空路と海路を利用してカリブ海諸島やヨーロッパ、アメリカと連絡を取れます。
ハリケーンの被災によって国内のインフラが大きな被害を受けますが、政府の積極的な取り組みで2007年の経済はプラス成長を達成します。
2010年にはOECDのグレーリストからも外れ、観光業と建設業をベースに今後の成長が見込まれます。
日本はグレナダに対して環境や水産分野を中心に経済協力を実施し、ハリケーンの被害に対しては緊急支援を行っています。
日本との貿易では日本から自動車や水産品を輸入していますが、日本への輸出はほとんどないです。
1975年に外交関係を開いてからは、様々な交流を行っています。
1976年にグレナダの首相が訪日し、翌年には研修員の受付を開始しています。
2014年には首脳会談と外相会談が行われ、2015年には開発協力が発表されます。
日本は開発ニーズの状況や負担能力に応じて必要な協力をすることにしています。

 

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