大阪市阿倍野区における木材市場の現況(令和2年 2020)

大阪市阿倍野区における木材市場の現況(令和2年 2020)

 

大阪市阿倍野区は、大阪の中でも有数の繁華街があるエリアでいくつもの百貨店や映画館がある商業が盛んな地区です。区内の面積は5.98平方キロメートルで、人口は約11万人です。この区は都会にあるため、緑が豊かな林や森はそれほど多くはありません。しかし、いくつかの公園には木々が生い茂っているところもあるといった環境です。
大阪市阿倍野区の木材市場の現況についてですが、大阪市では国産木材を積極的に活用し、森林を守ることに力を入れています。平成28年には市内の公共建築物などにおける木材利用の基本方針が策定され、地球温暖化の対策の1つとして木材の利用をすすめている地域です。
そのような大阪市阿倍野区には、木材を扱っている会社はいくつもあるのが特徴です。その1つには自然素材を利用した注文住宅の設計やリフォームをしている会社があります。木造の一戸建て住宅や店舗付き住宅の建築も手掛けている会社です。また木造住宅の建築やリフォーム以外に木材加工や、一般の人も木材の購入ができる会社もあります。桧や杉それにシオジなどの国産材から米松、米栂それにホワイトウッドといった輸入材を扱っています。
区内にはこういった木材店がいくつかありますが、取り扱われていることが多い樹種は国産の場合にはやはり桧や杉・松などが多くあり、輸入材の場合には米松やホワイトウッド、シオジなどが多いのが特徴です。木材店では個人での購入を歓迎しているところもありますが、一般の人が少量購入する場合には市内にあるホームセンターが身近です。大阪市阿倍野区には全国的に店舗を展開しているホームセンターがあり、木材のカットサービスがあり販売されています。
大型の商業施設が多い大阪市阿倍野区ですが、個人の住宅では木造の建物も多くあるのが特徴です。区内には木造の住宅を手掛ける建設会社や工務店も多くあります。そのようなところで用いられる木材の樹種はスギやヒノキが多いですが、松もよく使われています。

 

 
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