東久留米市における木材市場の現況(令和2年 2020)

東久留米市における木材市場の現況(令和2年 2020)

 

東久留米市は都心から約24km北西にあり、東京都の中でも自然に恵まれた地域です。
西は東村山市に、北東は埼玉県の新座市に接しています。
地下水も豊富で、川沿いには至るところで湧水が出ます。
東久留米市の木はイチョウで、落葉の景観が美しく秋になると市民の心を癒します。
多摩東部地域に残る雑木林は、東京都環境局の事業で保全されてます。
東久留米市にある自由学園には植林から林業の管理、経営までを学ぶカリキュラムがあります。
2017年には自由学園の生徒が50年以上かけて育てた木を利用した建物が完成しています。
都心からわずか20分ほどで到着する東久留米キャンパスには、誇大な敷地に4000本もの樹木があります。
東久留米市や飯能市と協定を結び、自治体と共同で森を整備する活動が進められています。
昔から森林に親しみを持っている土地柄もあり、東久留米市の木材市場の現況は活気があります。
木は地球に優しい素材で、安全な住まいを提供できます。
東久留米市は材木店が多くスギやヒノキ、赤松など様々な種類の木材建材を取り扱っています。
スギやヒノキは木材の中でも代表的な素材です。
スギは日本固有種で植林の歴史も古く、ムラ町時代の吉野林業まで遡ることが可能です。
スギ材には様々な使い方があります。
まっすぐに割りやすい性質があるので、樽や桶の材料にも適しています。
スギの用途別素材生産量を見てみると製材用が最も多く、約7割製材に使われます。
ヒノキは特有の芳香と美しい光沢が特徴です。
抗菌作用があるので、最近は精油も人気を集めています。
針葉樹の中では最も湿気や水気に強く、軽いのが特徴です。
基本的に針葉樹は水や湿気に強いですが、ヒノキは特に優良で熱伝導率が低いという特徴もあります。
中心まで燃え切らないため火災にも強く、優秀な建築材のひとつです。
ヒノキは、建築材だけでなく檜風呂屋寿司屋のカウンターなどにも活用されています。
ヒノキの香りは、森林浴と同じリラックス効果とリフレッシュ効果が期待できます。

 

 
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