密陽市(韓国)における木材市場の取引状況(2019)

 

密陽市(韓国)は大韓民国慶尚南道の東部に位置しており、北の方角にある慶尚北道と隣接しています。
代表的な朝鮮民謡の密陽アリランの発祥地として有名なこの都市には、「嶺南楼」と呼ばれるアリランと関わりがある建築物があり、その歴史の古さと希少性から「韓国三大楼閣」として数えられているほどです。都市の総人口数は2004年の報告によれば11万5459人で、他の都市と比べたら多いほうだと言えます。その証拠に京釜線と慶全線、そして美田線という鉄道がそれぞれ走っており、大邱から釜山に続く高速道路があるほどです。実は韓国は都市によって鉄道か高速道路のどちらかが整備されてないところがあるため、足を運ぶなら気を付けなくてはなりません。
ちなみに密陽市(韓国)の気候は冬は寒く、夏は暑いのが基本です。
降水量も7月から8月が一番多く、多い月は269.5mmという記録を叩き出しています。日照時間に関しても他の都市と変わらず、太陽が出ている時間が最も長い5月の平均的かつ総合的な時間は228.8時間です。
そんな密陽市(韓国)の木材市場やその取引状況はこれといって目立ったものがありません。
先述したように密陽市(韓国)は観光の一面が強く、またキャンバスや図書館など公共機関が発達しています。人口数も考慮すれば都市部といっても過言ではなく、少なくとも木材市場において生産側ではないです。韓国全体の総合的な木材市場は年々増加しており、特に2013年からの増加率は目を見張るものがあります。2012年の木材貿易のコストは約25億円でしたが、2017年には約40億円に跳ね上がっている事がその増加率を如実に物語っているといっても過言ではないです。
現在、韓国の人口は2030年まで増加すると予見されているのでこの増加もまた当分伸びていくとされています。
密陽市(韓国)はキャンパスがあるため、人の出入りは多少あるものの、建築物の増築やリフォームは見込めるので木材がそうした素材として消費されていくのは確実です。

 

 
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