長野県の桧の取引状況(2019)

 

日々の生活の中で様々な活躍をしている木材は、毎日の暮らしに欠かすことのできないものの一つです。その中でも香りや素材、木材そのものに魅力を感じることができる桧は、人気のある木材であり、多くの方が利用をしております。長野県でのヒノキに対する素材生産量は、木材価格の低迷などのために、昭和40年以降減少をしておりましたが、近年は増加傾向となっており、ますます取引状況は安定をしております。スギやアカマツと並ぶ人気の桧は、浴槽として使用をすることもでき、そのヒノキ独特の香りはリラックスがあり、安心のひとときを送ることが可能です。建築や土木建設、家具建具用材などで多く使用をしていることもあり、その中でも最も多くの出荷量は建物に使用をされる場合です。桧で建設をされたものは、カビや湿気にも強く長い年月をかけて使用を続けても、痛みにくく、毎日の生活の不安を安心に変えてくれる役割をしてくれます。長野県でのヒノキの取引状況の中で、注目をされるのが木材の価格の動向です。スギやアカマツは値を下げたとは逆に、ヒノキやカラマツはやや上昇をしています。毎年変化が見られる取引ですが、ヒノキを利用する建築業者の数や、優れたヒノキの成長を期待することもできれば、悪天候が続くとヒノキの状態が悪いために、木材価格が上昇をするケースも発生します。他建材に比べ自県材は21万9千平方メートルは全年度に比べ4%増加しており、他建材は1万3千平方メートルで前年度とかわりはありません。外材は、1万8千平方メートルで6%全年度に比べ、増加しており、国産材の占める割合は92%といった結果が出ております。外材や他建材に比べ自県材は多くの建築物や家具などによって活躍をしていることがわかりますし、人気の木材だということも理解ができる部分です。安心をして活用ができる優れたヒノキは、取引をすることにより、昔も現在も変わらず大切に扱われています。

 

 
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