千葉県のモミの取引状況(2019)

 

千葉県は森林が豊かで、県土の3分の1程度が森林で占められています。これは空気の清浄化に貢献しており、クリーンな空気を作り出してくれています。緑は人々にとって癒しであり、これは千葉県民の方も大いに実感していることです。空気が綺麗だと水も美味しく、衛生的な環境が好循環で作り出されます。種別を見てみると人工林が40%程度、天然林が50%程度となっています。天然林はシイやカシ、コナラなどが中心です。人工林はスギだけで80%程度を占めており、それ以外だとヒノキやマツなどが植えられています。

 

千葉県のモミの取引状況は、全体量で見るとごく僅かになります。観光名所などに見られていますが、大量に流通するほどの量ではありません。千葉県では地域を活性化させるために、県内の木材を使用するのが好ましいと考えています。それが何よりの地域の発展につながるためです。また遠方から運搬するとなれば運送費用がかかりますので、そうした問題も考慮して地元の木材の使用が推奨されているのです。

 

ただ千葉県でモミの取引状況がゼロというわけではなく、建材などに使用されています。木によって性質が異なるため、モミを選択する人がいるわけです。例えば建材に使用することで、暖かい家づくりを実現させてくれます。見た目は白くて綺麗ですが、暖かいというイメージは得られないかもしれません。しかし実際にモミで家づくりをしてみると、特に床からの寒さを感じにくくなります。実際に床に座ってみるとわかりますが、寒さを感じにくいと感じられるでしょう。

 

モミはアレルギーなどに悩んでいる方にもおすすめで、抗菌作用があるので健康にもよいです。家が変われば体調が変わるという人は意外と多いですが、これは決して偶然ではありません。健康維持のためにもモミを使用した住宅を検討してみる価値はあります。健康は住宅からと言われるように、まずは身近にあるものを健康的な素材に変えていくのが得策です。

 

 
トップへ戻る