プタリン・ジャヤ(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

プタリン・ジャヤ(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

プタリン・ジャヤは、マレーシアの首都であるクアラルンプールの南西に隣接する衛星都市です。
現地ではエリアPJと呼ばれ、市内はセクションと呼ばれる区分で住所分けがされています。
クアラルンプールは東南アジアの中でも経済発展が著しい都市で、人口は爆発的に増えています。
プタリン・ジャヤはその発展している都市に隣接する衛星都市ですから、ベッドタウンと考えて良いでしょう。
実際に1950年代から住宅地や工業団地の開発が進み、人口も増えています。
日本のさいたま市と姉妹都市になっていることからも、クアラルンプールとプタリン・ジャヤは東京と埼玉のような関係であるとされます。
成長を続ける首都に隣接する都市であることから、プタリン・ジャヤは住宅需要も多いと考えられます。
住宅需要が多いと言うことは木材の需要も多く、地元の木材市場の現況も活発です。
マレーシアは木材の供給量が多く、世界でも存在感があります。
基本的にプタリン・ジャヤの木材市場で取引される木材も、地元産がほとんどでしょう。
一方の日本は木材市場の現況は衰退が激しく、その理由の一つは国内産が高額であるからです。
品質では国外産に負けてはいませんが、価格の面では負けているのでマレーシアを始め世界中の木材に負けてしまいました。
しかし最近では国内産の価値が見直されていて、多少高くても質の良いものを選びたいという人が増えたために、日本の木材市場にも注目が集まっています。
日本は木材を供給する林業にも問題が山積みなので、まだまだ木材市場が良い状態になったとは言えません。
ですが明るい希望も少しはあるので、まずは問題を解決していくのが大切と言えるでしょう。
プタリン・ジャヤの木材市場は現況も賑わっていますし、マレーシアは経済発展を続けている国です。
プタリン・ジャヤでの木材需要が安定しても別の都市で需要が高まっているので、木材市場は将来有望と言っても差し支えない状態です。

 

 
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