鹿児島県肝付町の木材市場の現況(令和元年 2019)

鹿児島県肝付町の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

鹿児島県肝付町には、高山木材流通センターがあります。
高山木材流通センターは、鹿児島県内に2カ所ある木材市場の一つです。
鹿児島県内で伐採された原木が鹿児島県肝付町の木材市場に集まり、業者による入札が行われています。
鹿児島県肝付町の木材市場は、昭和58年から事業運営が始まりました。
つまり約35年ほど鹿児島県の木材市場として第一線で使われていて、一時期の勢いはないものの現況も活発に取引がされています。
平成2年からは霧島市にある木材流通センターでも事業が始まり、面積の狭い鹿児島県肝付町の木材市場は役割を取って代わられつつあります。
ですが鹿児島県内に2つしかないうちの一つですから、今後も現況と変わらず地元の林業関係者や買い付けにやってくる業者に利用されていくでしょう。
現況では木造平屋の管理棟と機械保管倉庫があり、1式24ゲートの選別機も平成23年度に導入されています。
3.0トンのフォークリフトも使いながら鹿児島県内の各地から運ばれてきたスギやヒノキの原木を選別し、市が開かれる当日には多くの仲買人がチェックして入札を行っています。
市が開催される日程は、ホームページの予定表で確認可能です。
また市況についても過去数年分のデータが公開されているので、木材市場の現況との比較も簡単にできます。
鹿児島県肝付町の木材市場では原木の集荷・販売以外にも、一般建築材・合板用材・チップ用材の販売も実施中です。
このように原木以外の販売も現況では行われていて、昔に比べたら身近な存在になっていると言えるかもしれません。
木材市場は関係者以外には馴染みが薄い場所ですが、一般建築材などを直送販売することによって、新しい顧客を開拓できます。
次々に販路を広げていくことは現況にプラスの効果をもたらすと考えられるので、今後も必要なら新規の販売ルートを開拓していくことが求められます。
新規の販売ルートができれば、現況より上向く可能性も否定できません。

 

 
トップへ戻る