宮崎県小林市の木材市場の現況(令和元年 2019)

宮崎県小林市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

宮崎県小林市は、県の南西部に位置する人口約44,000人(2019年6月時点)の市です。宮崎市や都城市などの人口が多い市に隣接しており、市域の南側にはえびの高原線(JR吉都線)や宮崎自動車道などが通っています。えびの高原線は小林駅と西小林駅の2駅が市域内に設置されており、市の中心となるのは小林駅です。市域の北東部は熊本県、南西部は鹿児島県と隣接しており、当エリアは西諸地域の中での最大都市で、西諸エリアのほぼ中央にあることからも、産業や経済などの中心的な役割を持ちます。

 

三之宮峡の櫓の轟は日本の音風景100選に選ばれている名所、出の山湧き水は名水百選、三之宮驚峡は遊歩百選に選ばれているなど、名所も多数ある地域です。宮崎県小林市は林業が盛んなエリアでもあり、木材市場の現況は宮崎県小林市のホームページで確認することも可能です。市の総面積は56,295ヘクタールあり、その内森林は41,746ヘクタールあり森林の割合は74.16%といいます。この中で国有林の割合は72.0%、民有林は28.0%の割合になっており、民有林の人工林は63.4%です。民有林の人工林の中で35年生以下の若いものは21.3%で9〜10年生の森林は最も多く39.8%、宮崎県小林市の山林は、木材の成長に適した地質および高温多湿の諸条件を持つ場所ともいわれており、適切な管理運営を続けることで木材市場の活性化を維持させることが可能です。

 

森林は木材の生産を行うだけのフィールではなく、洪水・山崩れなどの災害を抑制させるための国土保全・水資源の確保・大気や自然環境の保全などに役立てることができる重要な自然資源です。尚、宮崎県小林市では、木材の利用核を通じて、林業の持続的要素や健全な発展を図る、森林の適切な整備や木材の自給率向上のための小林市木材利用促進基本方針を策定しています。このような情報についても宮崎県小林市の公式ホームページの中で確認することができます。

 

 
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