トリシュール(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

トリシュール(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

トリシュールは、インドの内陸部の古都で儀礼や祭り・伝統的行事が今でも息づき、最近は研究機関や教育機関が集まる近代都市になっています。トリシュールの木材市場現況もその影響を大きく受けていることは間違いないということです。都市インフラ整備に建設資材は欠かすことが出来ないものとなります。

 

インドは、2019年のGDPの伸びは中国を抜いて年7.3%を超えると予想されています。目覚ましい経済発展が進んでおり、古き町トリシュールにもその波が押し寄せているのです。街中には近代的建物が増加し、内装に木材が利用される割合も増えています。近代建築の内装に木材を用いるのは植民地時代のヨーロッパ諸国と変わることはないのです。

 

木材市場の現況は、最近は中国が各地で原木を奪う実態があり供給面での不安があります。インドでは、古くから原木を海を渡ってきたものが主流でしたが、最近は陸路ロシアから原木の供給がされるようになっているのです。インドの都市インフラは決して優れているものとは言えず、人口180万人が住むトリシュールでも労働者が住む住宅が不足しているのです。政府は、コンパクト都市をめざしインフラ設備をコンパクトにまとめたいという構想を持っています。近代化の波が古都トリシュールにも押し寄せているのです。このような状態で、木材をやり取りするトリシュール木材市場もますます重要性が高くなると思われます。加工品のみならずパネル工法などに利用される、都市インフラを豊かにする材料で木材が活用されることが期待されているのです。世界のなかで新興国のインドは、欠かせない存在になります。人口が中国と並んで多く、若い力が育っているのがインドであり、トリシュールの街です。若者が多く活気のある街であり、トリシュール木材市場は、存在感が高まっています。インドの古来の文化と近代都市が融合している街は発展スピードを落とすことはないでしょう。木材の供給・需要がともに増えているのが現況です。

 

 
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