バンガロール(ベンガルール)(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

バンガロール(ベンガルール)(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

インドの南にあるバンガロールはIT革命を機に劇的な変化を遂げた都市としてあまりにも有名です。今や、インドのシリコンバレーと呼ばれ世界有数のIT企業がそろって進出している土地でもあります。10年ほど前までは、まだIT革命の波は押し寄せていませんでしたが、インターネットが整備されるやいなやものすごい勢いで発展を遂げ、今ではIT産業の世界の中心とまで成長したのです。
そんなバンガロールの木材市場の現況を見ていくことにしましょう。まず、インド国内全体に目を向けて見ると、インドはここ20年の間に経済環境が大きく改善しました。その背景の一つには、インドの人口の爆発的な増加があります。もともと人口の多い国ではありますが、近年の人口の増加は著しく中国を抜いて現在では世界第一位の人口を抱えるようになりました。人口は増えればそれだけ国の産業も発展していきます。国の産業は発展すれば、国民一人一人の生活水準も高まっていき、その流れから国内では住宅建築のラッシュが起こっています。住宅建築が活性化すれば当然ながら木材市場も潤うことになります。インドでは2018年に引き続き2019年も木材市場は好況が続くことが予想されています。その他にも海外からも多くの企業が進出してきており、現地にビルや工場が建設されています。この点も建築業界の発展にもつながりますし、現地経済や現地住民の経済の安定にもつながります。このような背景からインド国内全体では住宅等の需要の増加によって、木材市場は類を見ない好景気となっています。
バンガロールは、冒頭にも触れたように爆発的な勢いでIT産業が発展を遂げ、世界各国のIT企業がバンガロールに超高層ビルを建設しています。バンガロールに住む人々の暮らしも随分と豊かになりました。この流れはこれからの時代も弱まることはないでしょう。引き続きバンガロールの木材市場は安定的に発展することが予想されます。

 

 
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