木材貿易のおすすめ相手国について

我が国では、戦後これまでの間木材貿易が活発に行われてきましたが、これからも木造住宅の人気に引っ張られるような形で引き続き、木材貿易は盛んに行われていくことが予想されます。
これからのおすすめの相手国を検証していくことにしましょう。まず、木材の輸入はやはり国土面積の大きい国が強い傾向があり、その中でも中国が引き続き大きなシェアを占めることになるでしょう。中国はここ20年くらいの間で爆発的に高い成長率を維持しており、国内の経済も非常に力強いものがあります。また、世界有数の国土面積を有しており、質の高い木材が取れることから、これまで以上に木材貿易へ力を入れてくることが予想されます。したがって、これまで通り中国は最大の輸入国となるでしょう。
木材貿易ではその他に北米市場も力があります。特にカナダ産の木材は日本国内で非常に人気があり、家具や住宅に使用される木材として職人などから根強い人気があります。カナダも中国同様に、世界有数の国土面積があり豊富な資源が存在しており、カナダ産のブランドに支えられて、２０１９年も引き続き各分野からの高い需要が見込まれます。
中国やカナダに続き、ヨーロッパも有名な木材のブランドが多数あります。特にスウェーデンをはじめとする北欧でしか取れない木材は、一部のハウスメーカーで積極的に活用されておりブランド化しています。国内でも非常に人気の高い北欧ブランドの家具等も好調なため、今後もヨーロッパとの取引は継続的に続くものと見られています。
また、熱帯地域でも木材の需要が好調です。アジアの中でもマレーシアやインドネシアは木材貿易が盛んに行われており、熱帯地域で育った質が高く、比較的低廉な価格の木材は日本をはじめとして世界中で人気があります。今後とも幅広い需要が見込まれるため、輸入はこれからも高い水準で続いていくでしょう。
新興国と言われる国の発展もあり、木材の需要は世界中で高まっていますが、日本もこれまで同様に世界の中でよりよい木材の提供を受けることが酷なの発展にもつながると考えられます。