もしもベガ星で木材市場を展開したら(西暦2280年)

もしもベガ星で木材市場を展開したら(西暦2280年)

 

ベガ星は、こと座で最も明るい恒星の1等星です。
日本では七夕の織り姫として知られていて、なんとなく女性的でロマンチックなイメージが強いかもしれません。
そんなベガ星で2280年にもし木材市場を展開したら、織り姫はもっと彦星に会いに行けるかもしれません。
織り姫と彦星の間には大きな天の川があって、二人を引き裂いています。
しかしベガ星に木材市場が展開されていると、良質な木材を織り姫は手に入れられるでしょう。
その良質な木材を使いいかだを作れば、大きな天の川も渡れるようになるかもしれません。
女性の織り姫にいかだを作る力がなくても、木材市場が展開されているなら力のある男性も多くいるでしょう。
そうした男性に頼んでいかだを作ってもらえれば、女性だから作れないとする問題も解決できます。
いかだで天の川を渡るのが無理なら、船を造っても良いかもしれません。
木材市場で取引されている大量の木材を使えば、木造船も簡単に作れるでしょう。
実際に人間の歴史でも木材市場で仕入れた原木を使って船を造っていたので、ベガ星でも無理とは言えません。
もちろん船を造る技術がなければ無理ですが、人間も最初は技術がないところから大型船を造れるようになりました。
それを考えればベガ星でも技術が発展し造船業が盛んになる可能性も捨てきれないので、織り姫が巨大な木造船に乗って彦星に会いに行く将来があるかもしれません。
そうなると織り姫と彦星は今までのように会えるのは1年に1回ではなくなり、頻繁に会うでしょう。
頻繁に会っているとロマンチックさが失われてしまうので、七夕の伝説も少し寂しくなるかもしれません。
織り姫のおかげでベガ星で造船業が盛んになれば、展開している木材市場もさらに盛り上がる出よう。
次々と運ばれてくる木材は造船業の関係者を中心に取引され、ベガ星は宇宙でも一番の発達した星になるかもしれません。
ベガ星で展開される木材市場には、そんな妄想が働かされます。

 

 
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