もしも環境省職員が木材市場を運営したら・・・

もしも環境省職員が木材市場を運営したら・・・

 

もしも環境省職員が木材市場を運営したら、環境に配慮した木材市場が運営できると期待されています。
環境省では環境の再生や自然との共生、安全な暮らしの基盤となる水や大気環境の保全など様々な取り組みを進めます。
日本は森林率が高く自然環境に恵まれています。
自然とのふれあいの推進を図りつつ環境の保護や管理、国際的な取り組みが課題です。
環境省では公共建築物における木材の利用の促進のための計画を策定し、木材の利用を推進しています。
整備する公共の建築物において木質化を図り、所管に属している公共の建物で使用される消耗品や備品については木材を原料としたものの使用促進を図ります。
環境省では国際的な森林保全対策にも力を入れています。
東京ビッグサイトでは東京モーターショー2019が開催されましたが、大きな話題となったのが環境省のブースです。
環境省のブースで展示されていたのは木からつくった未来の車で、植物由来の次世代素材CNFが使われています。
CNFは、木材から抽出した素材で作ったナノサイズの繊維状物質です。
環境に優しい素材で、軽量なのに高い強度を持っています。
耐膨脹性にも優れ、自動車だけでなく家電や建築など様々な分野で利用が期待されます。
お洒落で斬新なデザインの木の車は、世界的にも注目を集めています。
車の内装では各所にウッドパネルが使われています。
ドアとハンドルの部分には刀の柄を模した装飾が見えます。
木からつくった未来の車は、通常の車よりも10%から15%の軽量化が見込まれます。
電動車だけでなくガソリン車にも活用することができます。
環境省の出展により、CNF素材の普及が期待されています。
木材の普及や環境のために様々な取り組みが行われていますが、環境の視点からアイデアを出せることは大きな強みです。
環境省の職員が木材市場の運営を担当すれば、環境に優しい木材利用のアイデアが生まれる可能性があります。
グローバル化が進む日本ですが、日本らしい木材利用のアイデアが期待されています。

 

 
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