もしも経済産業省職員が木材市場を運営したら・・・

経済産業省というのは、鉱物資源やエネルギー資源に関する行政を所管するところなので、言ってみれば日本に流通するものをしっかりと把握することができます。そのためもし経済産業省職員が木材市場を運営することになったら、管理をしている木材がどこから算出されて運ばれるのかを最後まで知ることになります。木材１本たりとも行方不明にならないくらい厳格な管理を行う能力を持っているので、需要が高い種類や大きさの木材をリストアップすることも可能です。そうなったら需要が高いものを木材市場で仕入れることで、より儲けを出すことができますから、その経済産業省職員はかなり高い利益を得ることができます。もちろん利益を出すことも重要ですが、経済産業省職員は日本の鉱物資源についても深い知識を持っているので、それらが底をつかないようにする対処法を考え出すことも可能です。特に木材というのは、伐採をしたら終わりというのではなく、そこに新しく植樹をすることができます。そうすれば数十年後には再び立派な樹木となり、木材を出荷することができます。そういうときにもこれから先、需要が高まる木材の種類は何かという分析が行われていれば、植樹をするときに優先的に人気のある種類の樹木をうえるようにします。経済産業省職員が運営をしている木材市場であれば、必要なものが最高の状態で手に入ると評価されることになり、それが口コミで広がってさらに取引先を拡大することに繋がる可能性があります。木材の品質管理をしっかり行うことによって、不正を取り除くことができますし、自然で生まれた樹木を１つも無駄にしないことにつながります。経済産業省職員は、データ上の数字ではなく、特には鉱物資源やエネルギー資源が算出される場所に向かうこともありますから自然の恵みというものを沢山しっています。それらの知識から、木材市場を運営しても利益のためではなく自然を無駄にしないという観点から品物の管理は厳正に行われ、それが信頼できる木材市場だという認識につながります。