木のぬくもりについて

急速な経済成長を遂げた日本。
私たちの生活は便利になり、生活が楽になった半面、鉄筋コンクリートにビニールクロス、ステンレスにプラスティックが生活空間を覆い、情報化社会の到来によって大人だけではなく、子供たちまで現代病と言われるストレスや心身症を抱える人が多くなりました。
そんな中、木材は、人にやさしい感触を持ち、見た目に美しく、木で作られたもののそばに身を置くとストレスはやわらげられ、私たちに安らぎを感じさせてくれます。
これは、木に「ぬくもり」があるからです。
日本では、最近、木造の校舎が増えています。
肌触りがよく、温かみがある教室は勉強する子供たちの気分を和やかにし、木の香りは気持ちを落ち着かせます。
木目の美しさは目をやさしく包み、木の遮音・吸音効果が耳障りな音を減らします。
木の床は、肌にやさしく快適な歩き心地を提供します。
木材の吸放湿効果は室内の湿度を調整し快適な空間をつくりだし、金属やコンクリートにみられる結露を防ぎます。

 

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